(TOKYO) FACTORY MAGAZINE | Memorandum & Archives Re:Post

(TOKYO) FACTORY MAGAZINE | Memorandum & Archives Re:Post

哲学 - 賭け - 愛するということ

パスカルは神の実在に賭け、アインシュタインは神はサイコロを振らないと言い、カエサルは賽は投げられたと行動し、ハイデガーやサルトルは企ての中に身を投じることをエンドースした。 認識と実践のあいだには決定的な亀裂があって、それらは二元的に制御す…

カジノ=ツーリズム、街道-宿場-賭場としての群馬的なもの。

歴史的に見て群馬は江戸と信越をつなぐ中山道があり、他方で温泉が多いことから、街道と宿場が発展した。 そこから賭場が興るわけだけれど、群馬にはカジノを誘致するしかないじゃないかと考えている。 グローバル化=インバウンド観光を考えた時に、王道の観…

精神分析とシステム

マルクスとフロイトをつなげて考えたい。 それは精神分析と社会システムの分析をつなげて考えるということ。 ホッブスはリヴァイアサン〈国家〉を考える際に、その構成要素としての原点の人間を唯物論的に分析するところから始める。同様にマルクスは資本主…

マルクスとフロイトに通底する〈フェティッシュ〉と〈オブジェクト/記号化〉する高度資本主義情報社会という世界について

最近は、マルクスとフロイトに通底するフェティッシュについて考えている。 フェティッシュが、一方では呪術的オブジェクトに一方ではボードリヤール的な記号に展開し、他方では情報化した社会においてそれらがコピーライトと承認の問題に至るのではないか。…